「さぁ、価値観を広げよう」
羽澤 勝治先生(新学術創成研究機構)
多くの学生諸君は希望と夢を抱え,本学に入学したと思います.当時の私は,入学後まもなく置かれた状況に価値を見出せず,絶望していました.そんな時,ふと本屋に立ち寄ると1冊の本『大学時代しなければならない50のこと(中谷彰宏)』に目が留まりました。立ち読みでは笑いがこみ上げてくるので,隣に並べられた『大学時代出会わなければならない50人』もすぐさま購入し,本屋をでました.この2冊の本をきっかけに,世界観が変わり,行動力も高まり,楽しく大学時代を過ごすことができました.
当然ながら専門性を高めるための勉強は大事でありますが,それと同等ないしそれ以上に様々なヒトとの出会いを通じて,価値観を広げていくことが大事だと思います。考え方ひとつで状況が一変します。様々な捉え方ができることで,悩まないですむことが沢山あります。本との出会いは著者との出会いであり,直接知り合うことのない著者の経験・考え方を知ることができます。一度の人生をより楽しいものにするために,様々なヒトや本と出会い,価値観を広げてください.
1.『大学時代しなければならない50のこと』 / 中谷彰宏著, PHP研究所, 2000.12, (中央図開架159.7:N163)
希望に満ち溢れている学生諸君,絶望しうなだれている学生諸君,とにかくおすすめです!
2.『大学時代出会わなければならない50人』 / 中谷彰宏著, PHP研究所, 2001.7, (中央図開架159.7:N163)
希望に満ち溢れている学生諸君,絶望しうなだれている学生諸君,とにかくおすすめです!
3.『伝わる・揺さぶる!文章を書く』 / 山田ズーニー著, PHP研究所, 2001.11, (中央図開架816:Y19)
私たちは目的があり,文章を書きます.目的を達成できない(伝わらない)文章は機能していません.無駄です.機能する文章とは何か? 大変勉強になる一冊です.
4.『生物と無生物のあいだ』 / 福岡伸一著 , 講談社, 2007.5, (中央図開架460.4:F961)
生命とは何か? 歴史に埋もれた天才たちの思考を紐解きながら、分子生物学の観点から現代の生命観について書かれています。専門外の人でも理解でき,面白い1冊です。
5.『すべては一杯のコーヒーから』 / 松田公太著, 新潮社, 2005.3, (中央図北陸銀行文庫H673.9:M434 )
タリーズコーヒージャパン企業物語です。夢と情熱が成功への原動力であることを教えてくれる一冊。この本と出会ってから,缶コーヒーはタリーズと決めています.