資料の寄贈をお考えの方へ

金沢大学附属図書館への本・雑誌等の資料の寄贈について

 資料の寄贈をご検討いただきありがとうございます。
 金沢大学附属図書館では,娯楽書・実用書などについては積極的な収集を行っていません。大学図書館という性格上,本学の教育・研究に直接役立つ新しい資料の収集を重視し,新刊資料を置くスペースの確保を最優先としています。
 本学附属図書館への寄贈資料の受け入れに関しましては,以下に挙げるような資料に限定しているところです。どうぞご理解,ご協力のほど,お願い申し上げます。


1.寄贈受入を検討する資料について

●金沢大学の教育・研究に直接利用される資料
●貴重資料・準貴重資料に該当する資料
(明治以前発行の和書,清代以前発行の漢籍,1900年以前発行の洋書)
 
次のような資料の寄贈はお断りしています。
・趣味性の高い資料
・特定の団体・個人の宣伝を目的とした資料
・内容が古く,利用価値が低いと思われるもの


2.事前調査及び準備のお願い

寄贈のお申し出に際しては,以下の調査及び準備をお願いしております。また,受け取りに係る手続きについてもあらかじめご了承ください。
・金沢大学で所蔵していないこと
(所蔵の有無は蔵書検索OPAC plus等でご確認ください)
・10冊以上の場合は,事前にリストをご提出いただくこと
・金沢大学への持ち込み,配送等にかかる費用を寄贈者側でご負担いただけること
(引き取りに伺うことはできません)

3.寄贈受入の判断について

受け入れの可否は,以下の基準,要項に基づき判断いたします。

金沢大学附属図書館資料選定基準(学内のみ) 

金沢大学附属図書館貴重資料・準貴重資料の指定及び取扱に関する要項(学内のみ) 
※貴重と考えられる本の場合でも,国内の他の図書館で多数所蔵されている場合は,寄贈をお断りしています。

※以下のサイト等で他の図書館の所蔵状況をご確認の上,ご相談ください。おおむね所蔵が5館以下の場合検討いたします。
 CiNii Books(全国の大学図書館の所蔵状況が調べられるサイト)   


4.運用・管理について

●金沢大学内のどの図書館(中央図書館,自然科学系図書館,医学図書館,保健学類図書室)に置くかはご一任ください。
●「〇〇文庫」「〇〇記念図書コーナー」など,いただいた資料を固めて置くことはせず,一般の本・雑誌と同じ棚に混ぜて置きます。
●受入後の運用管理(不用決定及び処分を含む)は図書館にご一任ください。


5.その他
●資料への寄贈者名の押印等は行いません。
●お礼状の発行は省略いたします。

●受け入れの判断や,受け入れ決定後の登録処理に時間がかかる場合があります。
●受け入れを行うかどうかなどの個別のお問い合わせには,原則としてお答えできません。
●受け入れしない場合も,原則として返却しません。
●受け入れしないと判断した資料は,リユースや金沢大学古本募金に出す場合があります。

 


■よくあるご質問(FAQ)

個人の蔵書をぜひ活用してもらいたい。結果として捨てられてもよいので,まずは資料を受け取ってもらえないか?

 

・蔵書整理等に伴う大量の資料の寄贈は,原則として受け付けていません。資料の仕分けにも時間と労力がかかるためです。
・大量に資料がある場合は,金沢大学古本募金の利用をご検討ください。


■寄贈資料についてのお問い合わせ

【中央図書館】

 本について: 図書情報担当       intosyo@adm.kanazawa-u.ac.jp
 雑誌について:雑誌・電子情報担当    inzassi@adm.kanazawa-u.ac.jp

【自然科学系図書館】

 自然科学系図書館係          nst-lib@adm.kanazawa-u.ac.jp

【医学図書館】

 医学図書館係             igakusv@adm.kanazawa-u.ac.jp

【保健学類図書室】

 保健学類図書室            htosho@adm.kanazawa-u.ac.jp