貴重資料/準貴重資料の利用について
1.対象資料
■貴重資料
各館の以下の貴重資料室で保存している資料
- 中央図書館特別資料室
- 医学図書館十全記念貴重書室
- 自然科学系図書館貴重資料室
■準貴重資料
中央図書館保存書庫内の以下のコレクション
旧四高蔵書、旧師範蔵書、旧金沢高等師範蔵書
暁烏文庫、浦井文庫、岸文庫、駒井文庫、北条文庫、青島文庫、阿閉文庫、金戸文庫
2.閲覧について
■貴重資料の場合
- 附属図書館Webサイト(貴重資料等コレクション)、資料館ヴァーチャル・ミュージアム等で電子化済資料が利用できる場合、既にマイクロフィルム化されている資料については、原則としてそちらをご利用ください(利用申請不要)。
- 現物の閲覧を希望する場合は、事前に以下のフォームから利用申請を行ってください。その後、資料の状態等を確認の上、利用の可否及び閲覧日時について連絡・相談させていただきます。※閲覧可能時間は、平日9:00~16:30のみです。
- 閲覧場所:職員の指示する場所でご覧ください。一時的に席を離れる場合、閲覧が終了した時は、職員にご連絡ください。
⇒ 【貴重資料閲覧・複製申請フォーム】 (Excel)(pdf)
■準貴重資料の場合
通常どおり中央図書館書庫への入庫手続きを取った上で、館内でご覧ください。
■閲覧時の注意事項(貴重資料/準貴重資料共通)
閲覧に当たっては、以下を遵守の上、貴重な資料を破損、汚損することのないよう取り扱いには十分ご注意ください。
- 閲覧・調査に必要な筆記具、貴重品以外の荷物はロッカー等に入れてください。
- 資料汚損防止のため、次のことを守ってください。
-
- 閲覧の前には、手を洗ってください。
- ページをめくるときに唾液、水などをつけないでください。
- 資料の劣化につながる恐れがありますので、糊付きの付箋は使わないでください。
- 資料を傷つけるおそれのある時計、装身具などは外してください。
- 資料の上に手をついたり、物をのせたりしないでください。
- ノート等に転記する際の筆記用具としては鉛筆を用い、万年筆、ボールペン、筆等資料を汚損する恐れのある筆記用具の使用は禁止します。
3.資料の複製について
■貴重資料の場合
- 閲覧の場合同様、電子化済資料がある場合は、原則としてそちらをご利用ください(利用申請不要)。
- 事前申請をお願いします。その後,資料の状況等を確認の上,撮影の可否及び撮影日時について相談させていただきます。
⇒ 【貴重資料閲覧・複製申請フォーム】(Excel)(pdf) ※閲覧希望の場合と共通の様式です
- 原則として写真撮影(持ち込みデジタルカメラでの撮影可)とします。資料の電子複写(コピー機による複写)はできません。なお,持ち込みデジタルカメラで撮影できる時間帯は,平日9:00~16:30です。
■準貴重資料の場合
原則として写真撮影(持ち込みのデジタルカメラでの撮影可)とします。撮影後、館内(書庫入口等)に備え付けてある「文献複写申込書(私)」に資料名、枚数等をご記入の上、コピー機横に置いてある提出ボックスに入れてください。
■資料の複製に際しての注意事項(貴重資料/準貴重資料共通)
- 撮影に当たっては、資料破損・汚損防止に十分留意し、無理に資料を開く等の撮影は行わないでください。
- ページを開いた状態を固定するために、卦算(ガラス文鎮)等が必要な場合は職員にご相談ください。
- 複製した画像等は、私的利用の範囲内でご利用ください。私的利用の範囲を超える利用を希望する場合は、「6.出版物等への掲載、インターネットや放送での利用」をご覧ください。
■専門業者等に撮影を依頼する場合(貴重資料/準貴重資料共通)
マイクロフィルム化を含む専門業者による撮影を希望する場合は、担当職員にご相談ください。その際、以下についてご了解ください。
- 撮影及びプリントに掛かる経費は申請者の負担になります。
- 当該資料の全体(全部分)を撮影した場合、原版のフィルム又はファイルを当館に寄贈していただきます。
- 撮影については、当館から依頼します。
- 資料をマイクロフィルムに撮影する場合は,図書館から専門業者に依頼します。経費は利用者負担となります。当該資料の全体(全部分)を複製した場合は,原板を図書館に寄贈していただきます。
4.資料の館外貸出(個人向け)
■貴重資料の場合
個人向けの館外貸出は行っていません。
■準貴重資料の場合
次の場合、準貴重資料の館外貸出が可能です。
(1)本学教員
- 調査研究のため館外貸出を希望する場合は、当該資料を閲覧カウンターまでお持ちください(自動貸出返却装置は使えません)。
- 一般貸出に含めて(合わせて10点以内)貸出します。貸出期間は一般資料同様、3週間です。
- 貸出の際は専用の袋に入れて貸し出します。返却の際もこの袋に入れてお返しください。
(2)本学在籍の学生、職員等
- 調査研究(卒論・修論・博論等の論文執筆、授業の予習復習等)のため館外貸出を希望する場合は、あらかじめ以下の様式又はフォームから申請を行ってください。申請内容及び当該資料の物理的な状態等を考慮の上、貸出の可否についてご連絡します。
書類で申請する場合の提出先:附属図書館 学術情報課貴重資料担当
e-mail: collection@adm.kanazawa-u.ac.jp
- 貸出可能な場合は次の手順でご利用ください。
-
- 附属図書館の担当者から貸出可能の電子メールを送信します。
- 当該資料は閲覧カウンターに取り置き(予約扱い)してあります(連絡日から7日以内にお越しください。それ以降は取り置きを解除します。)。
- 閲覧カウンターにお越しの上、準貴重資料を借りに来た旨を申し出てください。
- 一般貸出に含めて(合わせて10点以内)貸出します。貸出期間は一般資料同様、3週間です。
- 貸出の際は専用の袋に入れて貸し出します。返却の際もこの袋に入れてお返しください。
- 資料の物理的な状況によっては貸出できない場合もありますのでご了承ください。
(3)貸出期間の延長(教員・学生等共通)
2回まで更新可能です(図書館オンラインサービスの画面から可)。
5.資料の館外貸出(博物館等での展示のための貸出)【貴重資料/準貴重書共通】
一定の条件を満たし、附属図書館長が許可した場合のみ認めています。次の様式(または同様の内容の任意の様式)をこのページ下部に記載されている連絡先まで電子メール又は郵便でお送りください。内容を確認の上,可否について回答いたします。
6.出版物等への掲載、インターネットや放送での利用【貴重資料/準貴重書共通】
■電子化公開済の資料の場合
附属図書館Webサイト(貴重資料等コレクション)、資料館ヴァーチャル・ミュージアム等で電子化された画像等の公開を行っている場合は、利用申請なしでご利用いただけます。出版物等への掲載等を希望する場合は、次のフォームから利用内容についてご連絡ください。クレジットの表示などの利用条件についてもご確認ください。
⇒ 【二次利用報告フォーム】
■電子化されていない資料の場合
一定の条件を満たし、附属図書館長が許可した場合のみ認めています。次の様式(または同様の内容の任意の様式)をこのページ下部に記載されている連絡先まで電子メール又は郵便でお送りください。内容を確認の上,可否について回答いたします。
7.その他の注意事項
- 詳細については、金沢大学附属図書館貴重資料・準貴重資料利用内規(学内のみ)をご覧ください。
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各手続きについては時間がかかることがありますので,余裕を持ってお申し込みください。
- その他,利用に当たっては職員の指示に従ってください。
8.申請先・照会先
金沢大学附属図書館 学術情報課 貴重資料担当
〒920-1192 金沢市角間町
e-mail: collection@adm.kanazawa-u.ac.jp
TEL: 076-264-5204,FAX:076-234-4050
所蔵資料によっては、以下に直接お尋ねください。
- 中央図書館 〒920-1192 金沢市角間町(中央図書館担当) TEL: 076-264-5210 FAX: 076-264-5208
- 自然科学系図書館 〒920-1192 金沢市角間町(自然科学系図書館担当) TEL: 076-264-6554 FAX: 076-264-6553
- 医学図書館 〒920-8640 金沢市宝町13-1(医学図書館担当) TEL: 076-265-2141 FAX: 076-234-4211