【報告】東海北陸地区国立大学図書館協会講演会(9月29日開催)

附属図書館は震災の被害を受けた大学図書館の体験を共有するため,9月29日に「『平成28年熊本地震』熊本大学附属図書館における復旧と今後の対策」と題し,熊本大学附属図書館 図書館課副課長 濱﨑千雅氏による講演会を開催しました。

国立大学図書館協会加盟館,石川県大学図書館協議会,北陸地区連合図書館系専門委員会からの参加も含め,34名の参加者がありました。

講演内容は,熊本地震の際の熊本大学附属図書館の状況と対応,復旧までの過程についての,現場目線からの事例紹介でした。参加者の関心も高く,各対応への判断プロセスや被災後の図書館運営について多くの質問がありました。参加者からは,防災用品の購入実績や,被災関連の予算要求,記録の取り方等,実際に経験した職員だからこそ得られた知識の提供があり,大変興味深かったとの感想がありました。特に,「地震が起きたら,このあと本震があるかもしれないと思うこと」「日頃から危険な個所を把握して,“想定外”を極力減らすこと」「地震前後の定点撮影等の記録が,報告書作成や予算要求に役立つこと」といった具体的なアドバイスが大いに参考になったとの声がありました。
 
  
  会場の様子


  質問する参加者