環境学コレクションへの連携の呼びかけ
企業および近隣の自治体の皆様へ,
金沢大学環境学コレクション整備及び関連活動における連携について
コレクションへの資料等の寄贈,企業や自治体における環境関連活動と本学附属図書館との連携協力、小学校等の学校教育におけるコレクションの活用など多様な連携を想定しています。ご応募や活動に関する質問は下記の担当までご連絡ください。
金沢大学附属図書館環境学コレクション連携担当 金沢大学総務部学術情報課(総務担当) 電話 076-264-5216 e-mail : insomu@adm.kanazawa-u.ac.jp |
■ 金沢大学環境学コレクション整備及び環境関連活動における連携について
本事業に関する附属図書館の基本的な理念は次のとおりです。
(1)本事業の特色
(2)環境教育及び地域連携支援事業
(3)支援する(教育)プログラム
■金沢大学における環境学コレクションの重要性
金沢大学では,平成22年度から始まった第二期中期目標・中期計画に学士・修士一環の環境学教育の実施を掲げています。これは本学が、現代を生きる社会人にとって環境リテラシーは必須であり,多様でグローバルな環境問題に対して主体的な認識を育む力量が本学で学ぶ学生にとって必須の「学士力」と考えているためです。
環境に関する認識の育成のためには,自然科学,医学,工学だけでなく,社会科学や倫理学など特定分野に限定されない幅広い視点が要求されます。「学士力」の養成も、偏らない多様な分野の異なった視点からの教育・学習が必要です。
そのため,学生が自ら調べ,学び,考えるための素材として,諸分野の基礎的図書,雑誌,統計書,政府刊行物のみならず,日本語以外の多言語による図書など幅広い範囲の資料が必須です。附属図書館ではこうした本学の環境学の一貫した教育体系を支援すること,また学生の自学自習を支援することを第一の目的として,平成22年度から環境学コレクションの整備を開始しました。
そもそも金沢大学では、本学の基本的使命の一つとして、地域との連携を重視しています。附属図書館による環境学コレクションの整備も、地域の学校教育における環境教育実践や、環境保全活動にコミットする企業との連携・協力を目指しています。
そこで具体的には、コレクションの社会的な活用を目的として、企業の環境関連活動や小学校等における環境教育を支援する活動を行っていく次第です。このため、資料収集に必要な専門知識を備えた図書館員を養成し、環境学コレクションの収集経験を踏まえた実務的な知識を基礎に、こうした活動を支援する任務にも備えていきます。
これにあわせて、附属図書館は、石川県による「いしかわ事業者版環境ISO」に従って、環境保全活動にも取り組む予定です。