環境学コレクション

環境学コレクションとは?

環境学コレクションは,本学の第二期中期目標・中期計画で掲げた,学士・修士一貫の環境教育プログラムの基本資料とするために,平成22年度から国内外の環境に関する資料を集めた,自然科学系図書館に設置されているコーナーです。

環境学及び環境に関する教育・研究に寄与するために,本コレクションを継続して収集し,広く学内外の利用者に提供します。

利用方法

図書

環境学コレクション図書
自然科学系図書館2階の「環境学コレクション」コーナーの書架にあります。
通常の図書と同様の手続きで館外貸出可能です。

電子ブック

ebook写真
環境学に関する電子ブックを収集しています。
・個々のタイトルはOPAC plusで検索できます。
・学内LAN環境からアクセスできます。
・パッケージ契約のためタイトル数は前後することがあります。
・タイトルリストをご希望の方は図書情報係までご連絡ください。(学内者限定)

環境学コレクション整備についての基本的な考え方

本学では第二期中期目標・中期計画以降,教養教育から大学院博士前期課程を通して一貫した環境教育を実施してきました。今後も,引き続き,本学が掲げた金沢大学グローバルスタンダード(KUGS)を身につけるための必修科目であるGS科目「環境学とESD」を開講し,持続可能な社会の構築に貢献する人材の育成に努めます。

また,知識の習得と実践のためには,授業を充実させるだけでなく,授業の実施をバックアップし,学生たち自身による自在な自学自習と情報収集及び情報収集能力の涵養を可能にする資料・情報を体系的に整備して提供することが必須です。

そのため,本学附属図書館に全国的にも利用価値の高い環境学関係コレクションを構築し,本学の環境教育及びそのための環境学研究を可能にする資料・情報環境の整備を進めています。

もとより,環境研究あるいは環境学は,自然科学系にとどまらず,人文,社会科学をも包含して学際的な色彩を帯びつつあり,その範囲は普遍的な環境問題だけでなく,本学が位置する北陸や環日本海の特有の環境にも及び,学習・研究からの資料・情報ニーズは広範に及び可能性があります。

そこで、この環境学コレクションは、以下のような特性を持つものをめざしています。

  • 学際的であること。自然・人文・社会の広い領域にわたるコレクション
  • 北陸、環日本海という本学の地域的特性を反映したコレクション
  • 北陸地域におけるフィールドワークの可能性を踏まえた実践的なコレクション
  • 全体として、<金沢>という地域性と<環境>というグローバルな課題、この2つの核を反映した全国的にもユニークなコレクション

■(関連リンク)ユネスコスクール公式ウェブサイト●ユネスコスクール:環境問題等の地球規模の課題に対するユネスコの理念について,国際的な連携を実践するために作られた学校のネットワーク。 2024年4月現在,北陸で122校が加盟。 

■ 企業および近隣の自治体の皆様へ,金沢大学環境学コレクション整備及び関連活動における連携について
■ 資料の収集方針と推薦について

■環境に関するその他の取り組みについてはこちらをご覧ください。