このたび,日本を代表する哲学者で,金沢大学の前身の一つの第四高等学校で教鞭をとっていた西田幾多郎の主著『善の研究』の一部の原本となる資料『西田氏実在論及倫理学』が,西田幾多郎記念哲学館の調査により,金沢大学附属図書館で所蔵していることが確認されました。この資料は,日本の哲学史研究者間では長年「幻の本」だった資料で,現時点で所在が確認されているものは,今回確認された金沢大学所蔵分のみです。この資料を次のとおり展示しますのでご覧ください。
期間:2022年6月7日(火)~6月16日(木)
場所:中央図書館閲覧カウンター前
写真撮影:撮影を希望される場合は,カウンターの職員にご相談ください。