講演会「UniBio Press:学術情報流通は変革するのか」

本学で開催される第27回日本動物行動学会の中で,次のとおり,学術情報流通の変革に関する講演会が行われます。動物行動学に限らず,大学における電子ジャーナル購読等に関する新しいトピックも含まれていますので,多数の方のご出席をお待ちしています。
  • 演題:UniBio Press―学術情報流通は変革するのか
  • 日時:2008年9月25日 11:00~12:00
  • 講師:永井裕子(日本動物学会事務局長,UniBio Press)
  • 場所:自然科学研究科講義棟204講義室
  • 概要:
 日本のみならず各国大学図書館で電子ジャ-ナル購入の維持が難しくなりつつある中,一方では学会がジャ-ナルを出版するために必要なコストは、確実に下がってもいる。
 大学図書館が支払う購読費の多くは税金であるという状況を踏まえ,あらためて、ジャ-ナル出版のコストから「販売価格」について,考え直してみたい。同時に,「ではオ-プンアクセスによるコストはどこで回収されるのか?という命題について、皆様と考えたい。

(参考ページ) http://ecology.s.kanazawa-u.ac.jp/ethology27

※当講演は,学会員以外でも聴講可能です。