シンポジウム 宮本憲一、戦後日本公害史を語る

 「公害」という言葉が辞書になかった時代から公害問題に取り組んできた宮本憲一氏。
四大公害問題など現実との格闘のなかで鍛えられてきたその理論は、経済学 の枠を越えて、汲めども尽きぬ豊かな内容をもっています。

 このたび刊行された『戦後日本公害史論』を素材に、維持可能な社会を展望して縦横に語っていただきます。


◆宮本憲一氏略歴

1930年生まれ。旧制第四高等学校、名古屋大学卒。
金沢大学助教授、大阪市立大学教授、立命館大学教授、滋賀大学学長を経て、
現在、大阪市立大学名誉教授、滋賀大学名誉教授。
主著に、『恐るべき公害』(共著)、『社会資本論』、『都市経済論』『維持可能な社会に向かって』、『環境経済学・新版』など。


◆プログラム

2015年1月22日(木)
第Ⅰ部 記念講演会 10時30分~12時00分

■会場 総合教育棟B1講義室
 挨拶 古畑徹 図書館長
 講演 宮本憲一・大阪市立大学名誉教授「戦後日本公害史を語る」


第Ⅱ部 研究交流会 13時00分~14時30分

■会場 中央図書館3階AV室
 「戦後日本公害史」へのコメント(各10分)
   佐無田光(金沢大学経済学類教 授)
   土井妙子(金沢大学学校教育学類教授)
   大野智彦(金沢大学地域創造学類准教授)
 宮本先生+フロアを交えて相互討論(60分)


■主催 金沢大学地域政策研究センター
■協力 金沢大学附属図書館

■問い合わせ先 金沢大学地域政策研究センター 076-264-5438