【報告】金沢大学・石川県立大学ワークショップでビブリオバトル実演
11月4日にITビジネスプラザ武蔵で開催された「第3回金沢大学・石川県立大学ワークショップ」に金沢大学の学生4名が参加し,ビブリオバトルの実演を行いました。
最初に,「ビブリオバトルを用いた共同教育プログラムの研究開発」と題して,古畑徹附属図書館長及び大学教育開発・支援センターの久保田進一特任助教が講演を行った後,久保田助教の司会でビブリオバトルの実演を行いました。実演といってもいつものとおりのビブリオバトルで,今回も大接戦となりました。
中央図書館で実施している「図書館ビブリオバトル」では,観戦者がほとんど学生であるのに対し,今回は教職員ばかりという状況でしたが、さすが4名のバトラー(本を紹介する人)は,経験者ばかりということもあって,落ち着いて各自5分間のプレゼンができました。各3分間の質問タイムでは,会場から熱心で鋭い質問が多数出されました。
最後に,参加者全員で,一番読みたくなった本を「クリッカー」による投票で決めました。その結果,ブリギッテ・シテーガ著「世界が認めたニッポンの居眠り」とジャン=ドミニック・ボービー著「潜水服は蝶の夢を見る」の2冊が「チャンプ本」に選ばれました。ほかに米原万里著「嘘つきアーニャの真っ赤な真実」と三秋縋著「三日間の幸福」が紹介されました。2冊が同点なのは予想外でしたが,ワークショップの後の情報交換会では,学生4名が両大学の学長らと歓談して,なごやかな雰囲気の中で閉会となりました。
本ワークショップについては以下をご覧ください。
【プログラム】
http://www.kanazawa-u.ac.jp/info/detail.php?e=316
【開催報告】
http://www.kanazawa-u.ac.jp/rd/31663