「思考の森」企画展「『珠洲遊記』を読む:新発見! 江戸時代の能登旅行記」Shiko no Mori Exhibition “Reading the Suzu Yūki : New Findings on a Travel Diary of Noto in the Edo Period”

昨年度、附属図書館の蔵書から、江戸時代の能登を描いた直筆の旅行記『珠洲遊記』が発見されました。この資料は江戸時代後期の日蓮宗の僧・日亀上人(にっきしょうにん、旅行当時は舟岡山円乗寺(現金沢市河原市町)住職)が能登半島を巡った紀行文で、年不詳の旧暦9月に金沢を出発後、外浦から珠洲に至り、内浦を経て七尾になどに滞在、最終的には氷見を経て放生津に至るまでの旅の内容が書かれています。文章中には、現在まで残る能登各地の地名が多数登場し、日亀上人と各土地の人々との交流や感想なども描かれています。以前から一部で知られていた資料ですが、今回初公開する資料を通じて、江戸時代から現代につながる、能登の自然・人・土地の魅力を再確認してみませんか?

 

珠洲遊記 表紙 本文(天狗の爪)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真:『珠洲遊記』表紙(左)、本文の一部(「天狗の爪」の記載のある部分)(右)

 

※今回の展示は、令和7年度「お宝発見!プロジェクト」支援事業で人間社会研究域人文学系 猪瀬千尋准教授が行った調査結果に基づくものです。
https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=38528

 

※『珠洲遊記』の全文は、金大図書館時習基金を活用してデジタル撮影を行い、金沢大学デジタル・アーカイブKUDAから全文閲覧できます。
https://kuda.repo.nii.ac.jp/records/2004240

 

■会期

令和8年10月13日(火)~11月16日(月)※ 初日10月13日は11:00から開始します。

 

■展示場所
中央図書館2階「思考の森」展示コーナー
※閲覧カウンター前

≫ 館内マップ

≫ 交通アクセス

※できる限り公共交通機関をご利用ください。やむを得ず、お車でお越しの際は、B駐車場をご利用ください。

 

■展示内容

『珠洲遊記』の概要を資料の現物及びパネルにしたものでご紹介します。

また日亀上人がたどったルートを猪瀬先生作成の旅程地図で示し、日亀上人が滞留した各土地についての文章を翻刻文及び現代語訳の抜粋で紹介します。

 

■関連イベント

会期中、次の関連イベントを行います。お気軽にご参加ください。

 

(1)講演会

演題「『珠洲遊記』を読む:新発見! 江戸時代の能登旅行記」
講師:猪瀬千尋(人間社会研究域人文学系准教授)
日時:令和8年10月28日(水)13:00~14:30(開場:12:20)
場所:中央図書館AV室(定員66名)     
対象:本学教職員・学生、一般市民

https://library.kanazawa-u.ac.jp/?p=58829

 

(2)ギャラリートーク

担当職員が会場で展示物について解説します。

10月13日(火),11月4日(水)各12:20~ 15分程度 

 

■ガイドペーパー

展示解説用資料(準備中)

 

■問い合わせ
学術情報課貴重資料担当 

e-mail: collection@adm.kanazawa-u.ac.jp