【開催報告】ECO学習コンクール「何でも相談会」(8/5,8/7)

附属図書館では、金沢大学が掲げる「環境問題に関する見識を備えた人材の養成」の実現を資料面からサポートするために環境学コレクションを設置しています。このコレクションを広く地域の方々にも有効活用していただくために、昨年度に引き続き、第2回金沢大学附属図書館ECO学習コンクールを企画し、地域の小中学生を対象に環境問題をテーマとした作品を募集しています。

このコンクールに関連して、中央図書館オープンスタジオで開催した「何でも相談会」には、地元の小中学生10名が参加し、金沢大学の学生と図書館職員から研究テーマの決め方や調査のコツについてのアドバイスを受けました。

参加した小中学生は、「石川県内の河川の水質は東京と比べてどうか?」「バイオマス発電とはどういうものか?」といった各自が持ち寄ったテーマから思い浮かぶ疑問を用紙に列挙した後、その中から特に気になる疑問について、百科事典などの本やインターネットを使って熱心に調査を行いました。小中学生に対して調査方法を分かりやすく教えることは、指導した学生にとっても貴重な経験となりました。

なお、第2回ECO学習コンクールの締め切りは9月30日で、11月3日の表彰式では、学長大賞を含む小中学生合計16名の受賞者に表彰を行う予定です。
※ECO学習コンクールについての詳細はこちらをご覧ください。https://library.kanazawa-u.ac.jp/?page_id=18298