附属図書館（EU情報センター）では，5月9日の“ヨーロッパ・デー”を中心に日本各地で開催される“日・EUフレンドシップウィーク2014”にあわせて，イベントを開催しています。

5月13日には，駐日欧州連合通商部 一等書記官，ブルーノ・ジュリアン-マルヴィ氏を迎え，EU講演会「The future of the EU-Japan Partnership：EU-日本パートナーシップの将来」を中央図書館AV室で開催しました。

講演では，最初にEUの成立理念や，東欧10か国が加盟して今年で10年という節目を迎え，EUの発展過程が紹介されました。
続けて，1970年代に遡る日本とEUの関係について，当初の経済的な関係から，2009年のリスボン条約締結後，EUとしての外交が活発になったことに伴い，現在では，環境，情報，科学技術といった多岐にわたる関係に深化していることが述べられました。また，今年5月に行われた日本・EU首相会談の様子や，現在課題となっているSPA（戦略的パートナーシップ），FTA（自由貿易協定）についても話題が及びました。
参加者からは，質疑応答も含め，有意義な講演会だったという声が寄せられました。

＊5/21のお昼休み，EUカフェ「ユーロ誕生15年 危機の沈静化と今後の革新」を開催します。

＊5/9～5/25まで中央図書館内でEU資料展示「ＥＵ加盟国へ留学したら・・・留学＆生活ガイド」を開催中