「思考の森」ミニ展示「附属図書館所蔵 蔦屋重三郎ゆかりの資料:「本物そっくりの写楽」と加藤千蔭『万葉集略解』」 Shiko no Mori Mini Exhibition: Materials Related to Tsutaya Jūzaburō, Held by the University Library— “Lifelike Sharaku” and Katō Chikage’s Man’yōshū Ryakuge
今年、江戸時代を代表する版元・蔦屋重三郎が注目されています。この展示では、附属図書館所蔵の、江戸時代と同様の木版画の技法で作られた浮世絵の複製と蔦重が尾張の版元・永楽屋と共同で出版した万葉集注釈書の定番、加藤千蔭著『万葉集略解』を展示します。特に『万葉集略解』は今回新たに所蔵を確認したもので、加賀藩校・明倫堂で使われていたと考えられる資料です。この機会にぜひご覧ください。

■会期
2025年11月11日(火)~12月26日(金)
※初日11月11日は10:00から開始します。
■場所
中央図書館2階「思考の森」展示コーナー
■展示資料
ー巨匠写楽 暁烏文庫所蔵の写楽の15枚の浮世絵の複製版。今回は2作品ずつ展示。
ー加藤千蔭著『万葉集略解』寛政8(1735)~文化5(1808)年 江戸時代後期に加賀藩校・明倫堂で使われていたと考えられるもの。
■問い合わせ
学術情報課貴重資料担当
e-mail: collection@adm.kanazawa-u.ac.jp
